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ネットカフェ難民は他人をうらまない。自らの境遇を誰かのせいにはしない。人に責任を
なすりつけるタイプの人間ならば、わざわざこんな生活に飛び込んだりはしないからだ。
すべての責任は自分にあると知っている。知っている上で、その責任を全うする能力が自
分に欠けていることも重々自覚しているので、ますます難民生活の深みから脱することが
できない。

ネットカフェ難民―ドキュメント「最底辺生活」 (幻冬舎新書 (か-4-2))ネットカフェ難民―ドキュメント「最底辺生活」 (幻冬舎新書 (か-4-2))
(2007/09)
川崎 昌平

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『実家からネットカフェの空間に居を移した25歳のニート。日中は退屈で単純な労働に精
を出し、夜は6時間深夜パックで眠る。やがて目に見えないところで次々に荒廃が始まっ
た・・・。メディアが映し出さない「最底辺」の実録。』

ひきこもりやニートと、ネットカフェ難民と呼ばれる人たちとの決定的な違いは、形はどう
あれちゃんと働いているということ。そうしなければ、ネットカフェ難民は寝ぐらを確保でき
ないからだ。
この本の著者も、数日間は手元のお金を使ったり貯金を切り崩したりして生活していたが、
やはり派遣会社に登録して日雇いバイトを始めた。

鞄工場、デモンストレーター、足場の撤去作業にコンサート舞台の解体・・・・・・
何でも任されたことはきちんとこなす。

「なんだ、しっかり仕事するんじゃないか」と思うと同時に、ふと疑問が頭に。
ネットカフェ難民たちは病気なわけでもないし、人と接するのが怖いわけでもない。仕事
を途中で投げ出すわけでもない。とすると、なぜ定職に就かないのだろう?

人にはそれぞれ複雑な事情があるということはわかるけど、バイトは出来るが就職は出来
ない、そんな理由があるのだろうか?自らその道を選んでいる?いや、社会が厳しすぎて
受け入れてもらえない?

本書を読んで、ネットカフェ難民が普段どういった暮らしをしているのかはわかったけれど、
ちょっとモヤモヤが残ったままになったのでした   ⇒Blog Rankingへ

「唐突だが、君たちは、さだまさしの『償い』という唄を聴いたことがあるだろうか。
この唄の、せめて歌詞だけでも読めば、なぜ君たちの反省の弁が、人の心を打たないか
分かるだろう」

裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書 な 3-1)裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書 な 3-1)
(2007/03)
長嶺 超輝

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『裁判官は無味乾燥な判決文を読み上げるだけ、と思っていたら大間違い。ダジャレあり、
ツッコミあり、説教あり。スピーディーに1件でも多く判決を出すことが評価される世界で、
六法全書を脇におき、出世も顧みず語り始める裁判官がいる。本書は法廷での個性あふ
れる肉声を集めた本邦初の語録集。これを読めば裁判員になるのも待ち遠しい!』

冒頭に書いたのは、本書の「はじめに」でも取り上げられている有名な言葉。
この「さだまさし説諭」のように、裁判官は法廷で“法の声”のみを語っているわけでは
なく、時に人間味のある言葉を投げかけることがあるようです。

なかには、
「刑務所に入りたいのなら、放火のような重大な犯罪でなくて、窃盗とか他にも・・・・・・。」
「少ない額でも、きちんと納税している人をバカにした行為だ。」
といったような、少し「ん?」と思ってしまう言葉もありましたけどね。

個人的には、
「控訴し、別の裁判所の判断を仰ぐことを勧める。」
「犯人が人を殺すのは簡単だが、国家が死刑という判決を出すのは大変だということです。
皆さん、納得はいかないと思いますが、そういうことです。」
「罪は万死に値する」
といった言葉が印象に残っています。

遺族の心情的にも重い刑を言い渡したいのに、量刑相場(日本全国の刑事裁判官がお互
いに空気を読みながら積み上げてきた量刑の相場)がそれを許さない。過去の事件と照ら
し合わせた時、この件で死刑を言い渡すと全体のバランスを崩してしまう。そんな時にこれ
らのような言葉が出てしまうようで・・・・・・裁判官の苦しみが見えましたから。
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成功するためには、二つのことが必須だと悟った。
一つは、「成功するまで絶対に諦めず誠実にやり続ける」こと。
もう一つは、「人間関係マネジメントの達人」になることだ。

コンサル成功物語コンサル成功物語
(2007/08)
浜口 直太

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『おちこぼれの学生が、なぜ世界的な大物経営者達の顧問になれたのか? 葛藤や挫折
を「圧倒的努力」と「革命的危機感」で乗り越えてきた男の汗と涙の記録。』

転職、独立、無理難題な依頼、裏切り者との交渉、ジョブレスになった友人の起業、ヤク
ザ相手に命懸けなどなど、同じくコンサルタント業をしている方でもなかなか出会わない
んじゃないかと思うような修羅場を経験されているので、「もし自分がその立場なら?」と
考えながら読んでいると、本当にドキドキしました。

なかでも印象深いのが、大手コンサルタント会社に勤めている時に舞い込んできた同業
他社へのヘッドハンティング話。そもそも転職する気がなかったため、非常識ともいえる法
外な要求をぶつけて断らせようとすると、なんとそれが通ってしまったんですから・・・・・・
「スゴい!」としか言いようがありません。
ただ、後に強烈なプレッシャーがのしかかってくることになるんですけどね。

まぁとにかく、全体を通して語られているのは、「絶対に諦めないで努力する」ということ。
諦めたら、乗り越えられる可能性は「ゼロ」になってしまう。何度失敗しようと、どんな
苦境に立たされようとも、自分らしく前進していけば必ず成功を手にすることができるん
だ、ということを教えられました。  ⇒Blog Rankingへ