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ZOO

あまり短編集は読まないのですが、乙一は最も気になる作家でもあるし、「ZOO」に
収録されている作品のうち5作が映画化されているということもあって、読んでみること
にしました。

ズバリいってしまうと、「夏と花火と私の死体」「暗いところで待ち合わせ」、この2作を超
えるほどの作品はありませんでした。

が、しかし!ちょっと「やられた」と感じたものもありましたね。「SO−far」や「Closet」
なんかがそう。「Closet」については完全にミスリードさせられましたし・・・。

表題でもある「ZOO」はちょっと微妙でした。世にも奇妙な物語?と思ってしまうような
面白い展開だったのですが、結末が衝撃的というわけでもなかったので何とも・・・。
ただ、こういうことがキッカケで自らにかけてしまっていた暗示みたいなものが解けてし
まう、というのはわかるような気がしましたね。

最も悔やんだのが「SEVEN ROOMS」。映画「CUBE」もそうであったように、「何のため
こんな事態になったの?」という疑問は拭えなかったのですが、設定は面白かった。
ただ、自分なりに「こうすればいいんじゃない!?」と考えたことを見事やっちゃったの
でちょっと残念。いらぬ詮索をせずスッスッと読んでいけばそれなりに衝撃を受けたのか
もしれなかったのに・・・。

全ては「素直に」の一言に尽きます。あれこれ考えず、素直に読める人には大変面白い
1冊ではないでしょうか。ホラー童話?にコメディ風ミステリーなどなど、趣向の違うもの
が盛りだくさんでしたから。何故だか全体を通して切なさが漂ってますけどね
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※こちらで「ZOO」のあらすじが見れます → web Z一

コメント
この記事へのコメント
おっと…
先を越されてしまいましたな。
私もたいぶ前に買っていたのですが、まだ読んでません。というわけで、次はコレ行ってみます。
2006/11/09(木) 22:11 | URL | 加納ソルト #-[ 編集]
だいぶ前に買ったということは、同じく単行本なのかな?
文庫版にはもうひとつストーリーが加えられているらしいよ v-389

2006/11/11(土) 18:19 | URL | うなぎ #-[ 編集]
ZOOを
読み始めました。これから、1話ずつTBするかもしれません(笑)。
2007/01/09(火) 21:31 | URL | 加納ソルト #-[ 編集]
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クレタ: さぁ、乙一「ZOO」を読んで行きましょう。マルタ: 本の帯に「何なんだ、これは」と書かれていますね。クレタ: どうやら、この作品群の特徴を見事に表わしている名キャッチコピーらしいですよ。マルタ: 読んだ
2007/01/09(火) 21:29:43 | Re-クレタとマルタ
クレタ: 今回の「ZOO」は「SEVEN ROOMS」です。マルタ: 姉弟が目を覚ますと、四方をコンクリートで固められた逃げ場のない部屋に閉じ込めらていた! 弟は体の特徴を駆使して、謎を解いていこうとするのだが…。
2007/01/11(木) 21:10:01 | Re-クレタとマルタ
クレタ: 引き続き、乙一「ZOO」。今日は「SO-far そ・ふぁー」ですね。マルタ: 中学生になった僕が幼稚園の時に体験した不思議な出来事を語るという設定だね。クレタ: これまた、奇妙な世界。マルタ: うん。お父さんが
2007/01/25(木) 23:42:11 | Re-クレタとマルタ
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2007/01/26(金) 22:12:29 | Re-クレタとマルタ
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2007/01/27(土) 18:48:36 | Re-クレタとマルタ