ネットカフェ難民は他人をうらまない。自らの境遇を誰かのせいにはしない。人に責任を
なすりつけるタイプの人間ならば、わざわざこんな生活に飛び込んだりはしないからだ。
すべての責任は自分にあると知っている。知っている上で、その責任を全うする能力が自
分に欠けていることも重々自覚しているので、ますます難民生活の深みから脱することが
できない。
『実家からネットカフェの空間に居を移した25歳のニート。日中は退屈で単純な労働に精
を出し、夜は6時間深夜パックで眠る。やがて目に見えないところで次々に荒廃が始まっ
た・・・。メディアが映し出さない「最底辺」の実録。』
ひきこもりやニートと、ネットカフェ難民と呼ばれる人たちとの決定的な違いは、形はどう
あれちゃんと働いているということ。そうしなければ、ネットカフェ難民は寝ぐらを確保でき
ないからだ。
この本の著者も、数日間は手元のお金を使ったり貯金を切り崩したりして生活していたが、
やはり派遣会社に登録して日雇いバイトを始めた。
鞄工場、デモンストレーター、足場の撤去作業にコンサート舞台の解体・・・・・・
何でも任されたことはきちんとこなす。
「なんだ、しっかり仕事するんじゃないか」と思うと同時に、ふと疑問が頭に。
ネットカフェ難民たちは病気なわけでもないし、人と接するのが怖いわけでもない。仕事
を途中で投げ出すわけでもない。とすると、なぜ定職に就かないのだろう?
人にはそれぞれ複雑な事情があるということはわかるけど、バイトは出来るが就職は出来
ない、そんな理由があるのだろうか?自らその道を選んでいる?いや、社会が厳しすぎて
受け入れてもらえない?
本書を読んで、ネットカフェ難民が普段どういった暮らしをしているのかはわかったけれど、
ちょっとモヤモヤが残ったままになったのでした
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なすりつけるタイプの人間ならば、わざわざこんな生活に飛び込んだりはしないからだ。
すべての責任は自分にあると知っている。知っている上で、その責任を全うする能力が自
分に欠けていることも重々自覚しているので、ますます難民生活の深みから脱することが
できない。
![]() | ネットカフェ難民―ドキュメント「最底辺生活」 (幻冬舎新書 (か-4-2)) (2007/09) 川崎 昌平 本の詳細を見る |
『実家からネットカフェの空間に居を移した25歳のニート。日中は退屈で単純な労働に精
を出し、夜は6時間深夜パックで眠る。やがて目に見えないところで次々に荒廃が始まっ
た・・・。メディアが映し出さない「最底辺」の実録。』
ひきこもりやニートと、ネットカフェ難民と呼ばれる人たちとの決定的な違いは、形はどう
あれちゃんと働いているということ。そうしなければ、ネットカフェ難民は寝ぐらを確保でき
ないからだ。
この本の著者も、数日間は手元のお金を使ったり貯金を切り崩したりして生活していたが、
やはり派遣会社に登録して日雇いバイトを始めた。
鞄工場、デモンストレーター、足場の撤去作業にコンサート舞台の解体・・・・・・
何でも任されたことはきちんとこなす。
「なんだ、しっかり仕事するんじゃないか」と思うと同時に、ふと疑問が頭に。
ネットカフェ難民たちは病気なわけでもないし、人と接するのが怖いわけでもない。仕事
を途中で投げ出すわけでもない。とすると、なぜ定職に就かないのだろう?
人にはそれぞれ複雑な事情があるということはわかるけど、バイトは出来るが就職は出来
ない、そんな理由があるのだろうか?自らその道を選んでいる?いや、社会が厳しすぎて
受け入れてもらえない?
本書を読んで、ネットカフェ難民が普段どういった暮らしをしているのかはわかったけれど、
ちょっとモヤモヤが残ったままになったのでした
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