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「墨家は、互いに“兼愛”せよ、つまり“万人を愛せ”と説くが――
 実際は愛する相手を選ぶべきだろう。」

墨攻墨攻
(2007/07/27)
アンディ・ラウ、アン・ソンギ 他

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『森秀樹の同名コミックを、アンディ・ラウ主演で映画化した史劇アクション大作。
紀元前370年頃の中国。趙の大軍に攻め込まれようとしていた梁の王は、防衛の専門集
団である墨家に助けを求める。しかし、現れたのは革離という戦術家ただひとりだった。』

“かつてない知略に富んだ戦い”
というフレーズと迫力ある予告映像から、「どんな戦略で城を守り通すのか?」と楽しみに
していたのですが、ちょっと期待はずれでした。

ものすごい数の兵士が城を攻め立てるシーンは圧巻でしたけれど、「これは!」と驚くほど
の作戦やトラップなどはなく、「こんなのでたった4,000人が10万もの兵士を退却させた
の?」と、疑問に思えましたからね。それに、全体的に戦いの場面も少なかったように感じ
ましたし。

もしかしたら、この映画はアクションよりむしろドラマ性に重点を置いていたのかもしれませ
ん。梁王の横暴に革離の心の揺れ、趙の将軍とのやり取り……

「それがポイントなんじゃないか」と言う人がいるかもしれないけれど、でもやっぱり、もう少し
城の攻防シーンを何とかして欲しかったな、というのが正直な感想です。
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